マザーズ指数関連に投げ売り殺到【転ばぬ先のテクニカル】

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10日安値割り込み底入れ否定

昨日の東京株式市場は日経平均が大幅反落となりました。日経平均は2万5688円安値までありました。5月10日に下髭の陽線を立てたことで、目先の底入れの可能性がありましたが、昨日は10日安値を割り込んでしまい、底入れを否定してしまいました。

マザーズ銘柄評価損30%越え

また、マザーズ指数が6%近い急落となり、小型グロース株に投げが殺到。ネット証券などの旧マザーズ市場銘柄の信用取引評価損益率は軽く30%を越えています。今までは担保割れなどに対して現金担保を積み増したりして対処してきた投資家は多いようですが、いよいよ持ちこたえられる限界を越えたのかもしれません。

投げがどこで止まるか

げ売りが相当に出てきた印象です。いわゆるセリングクライマックスという状況ですが、相場の底入れには投げ売りが必須です。こうした投げがどこで止まるのか見ていく必要がありそうです。

消費者物価受け米主要3指数は安値

目の米4月消費者物価指数は前年同月比8.3%の伸びで着地しました。前月の8.5%からは鈍化しましたが、市場予想の8.1%を上回りました。そのため米主要3指数は揃って年初来安値を更新。NYは5日連続安で、この間2227ドル下落し下落率は6.5%、ナスダックとS&Pは前日小幅高だったことで反落ですが、5月4日からはナスダックで1600ポイント下落し、下落率では12.3%とダウの倍となっています。

投げ売りする局面ではない

スダックは昨日指摘しましたように「下放れ二本黒」となりましたので、やはり底抜けてしまいました。厳しい展開が続きますが、米長期金利にピークアウト感が出てきており、体力のある投資家は投げ売りする局面ではないと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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