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海外株安波及し3日続落
昨日東京株式市場は3日続落しました。海外株安が波及した格好です。先週末のNY市場では12月製造業・サービス業PMI速報値が発表されましたが、想定外に11月から悪化したため、景気後退を懸念した売りが先行しました。また、連邦準備制度理事会(FRB)高官がインタビューや講演で、政策金利を高水準で長期にわたり維持する姿勢を再確認したため、長期金利やドルが上昇したことも更なる売り圧力となりました。クリスマス休暇前のポジションの手仕舞い売りも目立ったようです。
12月8日安値割り込んだことが重要
この流れを受けた東京市場は日経平均が一時2万7165円まで売られました。先週末に引き続き下放れスタートとなり日足は二空形成となっています。下値支持線は2万7247円に位置する200日線ですが、それよりも12月8日安値の2万7415円を割り込んでしまったことのほうが重要だと考えます。
200日線近辺からの反発願う
11月24日の2万8502円高値から2万7415円まで1087円幅下落し、12月14日に2万8195円まで反発しましたので、14日高値から同幅下落するとすると2万6328円までの下落波動という机上の計算となります。少々厳しい年末相場ですが、机上計算を目指さず、200日線近辺からの反発を願いたいところです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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