主役2社【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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オムロンショックの前場

本日の東京株式市場の主役は2銘柄。昨日、中国需要の低迷で今期の連結純利益を前期比98%下方修正したオムロン。半導体関連の設備投資需要が低迷したことが主要因ですが、昨年10月にも下方修正しており、株価はストップ安まで売られるオムロンショックの前場でした。先日はニデックも中国市場での競争激化で下方修正しており、ファナックや安川電機など、設備投資関連銘柄が冴えず、日経平均は一時289円安の3万6065円まで下落しました。

その後のリバウンドはトヨタの急騰

その後のリバウンドはダイハツ工業や豊田織機の出荷停止による影響を物ともせず、今期の純利益を初の純利益を4兆5000億円に上方修正したトヨタ自動車株が史上最高値を更新する急騰を演じたことです。日経平均は60円安の3万6294円のこの日の高値までリバウンドしました。

上値重いが下値も堅くどちらに放れるか

しかし、上値は重く、引けに掛けては再度下落再開となり大引けは193円安の3万6160円となりました。大引けベースで5日線を割り込みました。このところ3万6400円近辺は戻り売りが出やすい水準ですが、下値も3万5700円近辺が堅い押し目買いゾーンとして機能しているようです。このどちらに放れるのかが目下の注目点です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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