転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 国政選挙ではなく都議会選といえども、自民党に対し都民ファーストがダブルスコア以上での勝利。しかも自民党は国政のパートナーである公明党と同議席であり、共産党との差も僅か。自民党の凋落ぶりには驚かざるを得ません。しかしこれは都民ファーストの勝利というより、逆風を吹かしたのは自民党そのものであり、この数カ月の安倍政権の発言・所業が驚くほど粗雑で、「奢り」が端々に見えたが故でしょう。
都民は政権選択の選挙ではないので、都民ファーストに票を入れたとも言えまいか。ただし、フランスで見られた「既成政党に対する不信感」が東京でも起きているのだとすると既成政党の危機です。株式市場はただちに政権交代するわけではありませんので冷静でしたが、今後はボディブローのように効いてくる可能性大と言わざるを得ません。
昨日の日経平均は小動き推移で、ボリュームも膨らみません。ただ、個別の売買代金上位銘柄を見ると継続疑義などがついているボロ株が多数散見され、主力銘柄に躍動感は全く見られませんでした。三日新甫でスタートした年後半戦は前半戦とは景色が真逆になるやもしれません。
日々勇太朗

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