転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は続伸となりました。後場の中盤には民主党の蓮舫代表が辞意というニュースを切っ掛けに日経先物に大口の買いが入り、一時日経平均は2万0176円高値までありました。しかし、その勢いは続かず往って来いとなりました。日足は陽線形成ですが、100円ほどの上髭を伴う形となりました。
やはり上値は限定的で、2万0200円近辺では売り圧力の強さが窺えます。ドル円は24日に十字足を形成後、FOMC声明前には112円台までドル高進行となりましたが、こちらも往って来いとなり、60日線がレジスタンスとして意識されることとなりました。一目均衡表では再び雲の中に逆戻りとなり、遅行スパンが日々線に突入する動きをなってきました。
FOMCでは金融政策の現状維持が決定されましたが、公表されたFOMC声明ではバランスシートの縮小開始時期を表明しなかったことからハト派的とした捉え方が一般的なようです。
しかし、原文を読むと「relatively soon」という単語が出てきています。前回の声明で「this year」という単語が使われていたものが、今回は「relatively soon」に変わったことで、FRBが資産縮小に着手するのは次回9月のFOMC(9月20日)だろうことが予測できます。
12月なら「relatively soon」という単語は使われないと思います。恐らく、9月の会合で決定し、10月から資産を減らしていくというスケジュールではないでしょうか。
日々勇太朗

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