転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 昨日の日経平均は反落しました。一時2万円大台を割り込みましたが、引けは押し目買いで大台を取り戻しました。一目均衡表では再度雲の中に入ってしまいました。依然として方向感のない相場となっております。
問題はNYです。ダウは6日連続で最高値を更新。しかしながら、8月2日の寄り付きと引け値の値幅は僅かに12ドル、1日の値幅も2ドルでした。前日比ではそれぞれ52ドル高、72ドル高となっていますが、ローソク足は十字足に近い足の連発です。買い気が優勢で勢いよくスタートするも、上値では利食い売りが出てきて押し返されているということが2日続きました。
高値圏での十字足は買い方と売り方の力比べが拮抗してきている証拠であり、更に買いの力が勝るなら、売り方は買い戻して背走ということになりますが、逆に売り方の力が勝り、株価が下げだした場合は買い方も利食いを急ぎだして、売り圧力が大きくなることが考えられ、その場合は予想外に値幅が伴うことにもなります。
また、日足は7月24日の安値以降の上昇で日足の窓を三つ空ける三空形成となっています。NYダウは確か値付け業者が寄り付きに関与しており、そのため前日の引け値近辺でスタートすることがほとんどで、窓を空けるケースは非常に珍しいものです。それだけこの一週間の買いの勢いが強かったことを物語っている訳ですが、酒田五法では「三空は天」と指摘しています。
また、Nasdaqはザラ場・大引け足ともに日足二段下げとなってきました。グーグル、アマゾンは日足の窓を空けての下放れから下値を試す展開となっており、好決算で買われたアップルも大きく上放れたものの、日足は大陰線を形成。フェイスブックがアップル同様の上放れの陰線から窓を埋めるような押し目を形成してきており、テクニカルチャートが悪化してきていることから目が離せなくなってきました。
日々勇太朗

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