昨日の日経平均は先週末のＮＹ市場を支援材料に続伸してのスタートとなりました。しかし、流石に急ピッチの上昇に利食いも入り混じり、値を消す展開となりました。それに代わってマザーズ市場が３日続伸。先週末、抵抗ラインとなっていた７５日線や一目均衡表雲上限をブレイクしたことで、ここにきて大型株から新興市場に目が向きつつあるようです。
ところで一目均衡表の週足を見ると珍しい現象が起こっています。先行する転換線と基準線が交わりました。これは９週間の高値と安値の中心値と２６週間の高値と安値の中心値が同値ということを示しています。直近では本年６月や２０１４年１２月に同様の現象が起こりました。この現象が直ちに相場の悪化させるものではありませんが、その後数週間は押し目形成をした時期であり、高値追いには注意を要すことになりましょう。
日々勇太朗
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