転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

日経平均反落もTOPIXは4日続伸

 昨日の日経平均株価は4日振りに反落しました。大発会から約1200円上昇した相場です。ここでの押し目は当然といえば当然ですが、物色意欲は旺盛でTOPIXは4日続伸となりました。

為替の動きに注意

 一方で昨日お伝えしたドル円は変化日に112円台前半へと円高進行しました。ドル円は昨年9月の107円台以降の上昇局面で三尊天井に近い形となっています。1月2日の海外市場の112.05円を割り込んだ場合は昨年11月末の110.83円を目指しましょう。そこを切ると三尊天井が確定し、一気に円高が進行してもおかしくありません。

長期債利回り上昇でさらなる円高も

 長期債利回りが0.080%まで上昇してきており、昨年10月以来の水準となりました。昨年1月の0.15%をブレイクした場合は2015年6月の0.5%台まで節目がなく、テーパリングの意識が高まることでさらなる円高の可能性も頭の隅に入れておく必要はありましょう。

国策に沿った経済成長で株高へ

 ただし、その場合、日経平均が大きく下げるかといえば、そうならないかもしれません。80年代バブル時はプラザ合意以降の円高を跳ね返して日経平均は急上昇していきました。内需主導の経済成長が株価を押し上げていきました。現在の相場は技術革新を中心に、国策に沿った経済成長に乗りつつあり、円高=株高という相場展開は不思議でもなんでもないものと思われます。
日々勇太朗

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