転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

5月月足は陰線形成

5月相場が終わりました。月足は陰線形成です。ローソク足は約800円の上髭陰線で、今年に入って陽線1本、陰線4本と冴えません。このことからも今年の相場は一筋縄ではいかないことが分かります。何よりも先週指摘したように、高値圏での週足陰線包み足が相場の重石です。

厳しい流れを想定

6月相場は来週のメジャーSQ、12日の米朝首脳会談の開催(?)などの結果次第のところがあります。5月25日段階の裁定買い残は2兆6786億円です。3月ボトムから1兆1000億円ほど増加しています。また、7月には信用取引の高値期日が到来しますが、現在の信用買い算は3兆4245億円と高水準です。となると、歴史的な会談が行われ、朝鮮半島の非核化が合意されるといった好材料が出てこない限り、上値は相当に重く、先々は厳しい流れを想定せねばなりません。

5日線回復が必要

さて、昨日の東京株式市場は反発しました。流石に日足三空形成となりましたので、買い戻しも入ったことでしょう。上放れて始まったことで、一昨日の75日線タッチで取り敢えず下げ止まった印象です。日足は2万2079円~2万2098円に窓を空けました。29日~30日にも2万2240円~2万2079円に下放れの窓を空けましたので、30日の陰の極線は両窓を伴うアイランドリバーサル形状となっています。短期的な調整一巡感には5日線(2万2308円)を回復することが必要です。

日々勇太朗




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