転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

中・長期トレンドが下降転換

後半戦に入った初日にいきなり東京株式市場は急落となりました。日経平均は心理的な節目である2万2000円の大台を割り込み、5月30日安値(2万1931円)をも割り込んでしまいました。75日線や200日線をも割り込んでしまい、中・長期のトレンドが下降転換した形です。

38.2%押しレベル割り込む

3月安値(2万347円)から5月高値(2万3050円)の上昇に対する38.2%押し(2万2017円)レベルを割り込んできました。次なる下値のサポートは半値押し水準の2万1698円が計算できますが、TOPIXは既に61.8%押し水準(1711)を割り込んでしまっており、アテに出来るポイントではないでしょう。

ヘッジポジションは低い

昨日のように特に悪材料がない中での急落は恐いものです。ドイツの連立政権崩壊の可能性や週末の米国による対中制裁関税実施など、単なるディールの為の脅しだろうとマーケットは高をくくっている様子であり、まだまだ瀬戸際でのせめぎ合いとの受け止め方で、市場参加者のヘッジポジションは低いと思われます。ディールの手段ではなく、本気であれば、その時のショックはいかほどのものでしょう?

売り目線で相場を見る

何が起こるか分からないのがマーケットであり、読み違えた場合の保険は絶えず必要です。中・長期の下方転換シグナルが発生してしまいましたので、買い目線ではなく、売り目線で相場を見ていく必要がありましょう。

日々勇太朗




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