不自然な上昇に対する反落
やはりというか、前日の不自然な上昇に対する反落が起こりました。要因は2日大幅続落したNY株式ということになりますが、500ドル近い下落に対し、日経平均は大きく下げることなく132円高はいかにも不自然。結局、目先的な売り場を提供した形です。
さて、NY株式が下落が厳しくなってきました。
FOMC後の株価に注目
ダウ平均の日々の騰落が400ドル、500ドル動いてももう慣れてきてはいるものの、10月高値から既に2カ月半が経過しても一向に株価が落ち着かないというのは大きな地殻変動が起きているのかもしれません。ただ、日柄を見ると、そろそろ方向転換も考えられ、FOMC後の株価に注目です。
最高値から52日目
というのも、NYダウの最高値は10月3日の2万6951ドルですが、昨日はその日を含めて52日目に当たりました。そして2万4122ドルまで下落後に二番天井となる上昇があり、11月8日に2万6277ドルまで上昇しました。この11月8日からの日柄は26日です。その後2万4268ドルまで下落後に中間反騰が起こり、12月3日に2万5980ドルまで上昇しました。この高値の翌日から昨日は9日目ということになります。
昨日が目先的な転換点
一目均衡表・時間論における日柄変化日は9日を基本とし、9日の次は9×2-1=17日、9×3-2=25日、9×4-3=33日といった具合に9、17、26の3つの単純基本数値と、33、42、52、65、76といった複合数値がありますが、10月高値、11月高値、12月高値から昨日はこの時間論における日柄変化日に該当した日であったこと。これは目先的な転換点となる可能性があるのではないかと筆者は注目しています。
日々勇太朗
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