小型株の短期決戦【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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2万1860円高値更新へ

 昨日の東京株式市場は続伸となりました。ザラ場の高値は2万1612円まであり、ザラ場での日足二段上げとなりました。昨日は予定があり、この原稿を書いているのは18日の14時です。そのため大引けが確定する前の段階ですので、大引け値がどこで決まるのか分かりません。18日の終値が2万1503円以上であれば11日安値からはザラ場、大引け足ともに二段上げとなります。その場合は3月4日高値からの下落は短期の調整であり、2万1860円高値更新へと向かう確率が高まります。

トレンド上もウネリ出ず

 ただし、市場全体のボリュームが盛り上がりません。18日14時段階の出来高は6億9000万株、売買代金は1兆2280億円に過ぎません。このペースでは最終的には出来高で9億株、売買代金では1兆7000億円くらいではないかと思われます。ここでの低調な商いは、やはりトレンドが見えないことが原因ではないかと思います。2万1503円以上の大引けで日足ではトレンドが上となりますが、やはり3月4日週の週足高値である2万1822円を抜けないとウネリが出ないものと思われます。暫くは小型株の短期決戦しか無理のように感じます。

日々勇太朗




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