2月期の3Q決算始まる【話題のテーマと狙える銘柄】

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安川電機は上振れあるか?

正月気分が抜けたところで第3四半期決算が2月期企業から本格化してくる。国内では新型コロナウイルスの感染沈静化で緊急事態宣言が解除されてから数カ月経過した。外食や小売りセクターの集客状況が改善された状況下での決算発表となるが、直近ではオミクロン株の感染拡大から不安が再び高まる状況にあり、第4四半期以降の見通しについてどのような判断をするか気になるところ。3月期企業の動向を占ううえでは11日発表の安川電機(6506)の内容も注視されよう。

第3四半期までの進捗状況は?

第3四半期発表にトップバッターとして注目されるのが11日発表の安川電機。22年2月期の通期は連結営業利益で前期比2.1倍の580億円予想だが、中国ではEVや二次電池、ニューインフラに絡むFA関連需要は拡大基調が続いており、600億円超の市場コンセンサスを超過するうえで、第3四半期までの進捗状況が焦点となろう。

ローツェやアドテック プラズマ

需給逼迫が続く半導体関連では半導体や液晶工場に導入されるウエハ、ガラス基板の搬送装置を製造するローツェ(6323)が12日、22年8月期の第1四半期(9~11月)決算で半導体・液晶製造関連のプラズマ用高周波電源装置大手のアドテック プラズマ テクノロジー(6668)が13日に発表を予定している。ローツェの22年2月期通期は営業利益で前期比54.2%増の143億6000万円と大幅な増益を計画しており、安川電機と同様に第3四半期までの進捗状況が注目されよう。

小売りではイオン

小売りではイオン(8267)とそのグループ会社であるイオンモール(8905)やイオンファンタジー(4343)などは11日に発表を予定している。イオンはリアル店舗とデジタルを融合したイオン生活圏を創造する構造改革を推進し、緊急事態宣言解除による効果から回復トレンド入りが期待される。22年8月期の第1四半期発表では13日のファーストリテイリング(9983)も見逃せない。
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