利益確定を優先【高野恭壽の株式情報これでどゃ!!】(無料版)

高野恭壽|高さん 証券市場新聞
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日銀ショック前まで戻した

値上がりが目立ったのは大手鉄鋼、自動車などでした。東電HDも値上げを評価する動きから一段高となっていました。半導体系は高値圏で値を保ったものの上値の重さが目立っていました。日銀ショック前まで戻した銘柄は一旦値反落する可能性が高いとみられ、また、月末接近もあって反落することになりそうです。日経平均は出遅れ銘柄の物色などで堅調な動きが予想されますが、この値を保っている間に利益確定することを引き続きお勧めします。

武田薬が高値更新

武田薬が高値更新する展開になったのですが、上値が重くなかなかリズムのある動きになっておらず、一旦、調整局面に入る可能性があると考えられます。したがって、一旦、利益確定する必要もでてきました。同様に東光高岳でもいえることです。
GSユアサは水準を上げたところでもみ合いが続いていますが、値を保っていることで売り物を消化が進み上値を追っていく可能性があるとみています。米国株式は成長企業の決算悪が目立ち伸び悩む動きとなり、上値を抑えられる展開になっています。年初から金利の上げ幅の縮小を好感して反発を続けていましたが、企業業績の先行き見通しの厳しさが今後、次々に表面化していくことで調整色が強くなるとみられます。
日経平均の調整が近づいたことを考えるとここで積極的に銘柄を紹介することはリスクが高く、利益確定を優先して現金化を強化し、次の相場まで待機することが望ましいと考えています。

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