日経平均は堅調さを維持して推移しています。週明け後に今年の高値を更新した後は反落したものの、22日には堅調な動きとなり、3万3451円と97円高で終えています。11月にはいって、ほぼ3000円高と10月の下落分の2000円を埋めて、更に、一段高となる展開になっているのですが、これは米国の金利上昇圧力が今後、薄れていくことを好感して、米国株高と連動して買われた結果です。米国株の上昇よりも日経平均の方が高くなっているのは円相場が円安から円高に振れる動きが強まって、日本株の魅力が増していくことを好感して買われたのでした。しかし、日経平均の上昇といってもハイテク系などに偏った買われ方で押し上げられた結果でした。それ以外の業種はまだ上値を大きく追ったとはいえず、今後の展開待ちとなります。ハイテク系も高値圏でのもみ合いから調整色が今後、強くなっていくとみられますので、半導体系などには深追いは禁物で逆に、利益確定を積極化することが賢明と考えるべきでしょう。
外国人はハイテク系への物色から今後、日本の景気回復によって恩恵を得られる企業などへと資金シフトすると思われます。
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