日経平均に強く影響を与える値がさの半導体系はじめ精密、電機などのハイテク系が続伸し、558円高となって32494円で終えました。ハイテク系は米国の国債金利の上昇でこれまで上値を抑えられて10月はじめの大幅安局面で下落が目立っていましたが、先週末から今週にかけて国債金利の低下がみられ、その間隙を縫って大きく反発したとみられます。12日の米国の9月のCPI(消費者物価指数)が発表も楽観視したことも大幅高につながったことになります。しかし、9月中旬から10月4日までの下落に対して12日の相場で半値戻しを達成しました。半導体系などは急激な戻りに対して警戒感が強くなっています。特に、9月中間決算がまもなく始まりますが、半導体系などは決算悪が予想されていますので、上値追いには警戒感が強まると思われますので、この戻り場面で一旦、一部処分売りすべきでしょう。
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント