もう一段上値を追って一服【高野恭壽の相場指南】
21号台風で被害を受けてまだ癒えないうちに、それ並みの24号台風が大阪を襲うという前代未聞の災害が発生しようとしています。どうか、十分に対策をとって無事に過ごせますようにお祈り申し上げております。
先週末の相場は日米交渉に警戒して調整入りとみていましたが、交渉が来年にズレ込んだことや自動車関税問題はそれまで見送られたこと農産物の関税もTPPで決められた税率を尊重することが約束されました。厳しい内容になることに警戒していたことが肩透かしとなり、それを好感して相場は上値を追う形になり、1月の高値24129円を抜く24200円を付けた後24120円で終えました。高く寄り付いた後はハイテク系、機械、金融が引けにかけて上げ幅を縮小や反落していましたが、医薬品の一部、ソフトバンク、NECなど情報・通信、海運、三菱ケミなどの化学、重機系の重工、丸紅、伊藤忠の商社みせていました。などは続伸や反発をしていました。
アンジェスは高く寄り付いた後は伸び悩みましたが、続伸しました。
アイフルは因縁場の340円をクリアし先高を暗示していました。双日も反発をみせてしっかりで引けていました。冶金工も330円台に乗せて終えており、更なる上値を狙える展開になりそうです。日水も続伸しマルハニチロも上値を追っていました。
目先的に懸念材料が薄れたことや円安が進んだことで日経平均はもう一段上値を追って一服することになりそうです。
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