2月期企業の1Q発表本格化【話題のテーマと狙える銘柄】

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コロナ渦でも利益を生み出せる体質の企業

2月期企業を皮切りに第1四半期決算発表がスタートした。サービス産業が多く占める2月期企業の第1四半期(3~5月)は3回目の緊急事態宣言の影響を受けているため、前年同期と同様に厳しい内容の企業も少なくないが、高齢者へのワクチン接種が進むなかで、緊急事態解除後の6月以降の回復が期待できる企業は株価の位置を考慮したうえで狙いを定めるのも悪くない。感染対策などで長期に渡るコロナ渦でも利益を生み出せる体質になった企業を含めて銘柄を選別しておきたい。

興行系では東宝に注目

食品スーパーについては前年同期に巣篭り需要で大きく売り上げを伸ばしていたが、今回の第1四半期については前年を上回る伸びは期待薄のため、増収増益で着地したとしても株価へのインパクトは薄いだろう。そのような中で、回復が見込めるのは昨年は自粛で集客が出来なかった興行系のビジネス。13日発表予定の東宝(9602)は前2月期に全国の劇場が一斉休業に追い込まれていたが、今期は公開・公演作品等に大幅な延期・中止・劇場の休館等がないことを前提に今通期連結営業利益で前期比42.6%増の320億円を計画。直近では「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などが大ヒットし、「ゴジラvsコング」を筆頭に大作の公開も控えていることから、第1四半期の内容次第では上方修正が期待される。

イートアンドHDやヤマシタヘルスなど

また、外食チェーンと冷凍食品製造が2本柱のイートアンドホールディングス(2882)は今期は前期の3月期から2月期に決算期が変更になるため、単純比較はできないが、通期営業利益で前期の2億6100万円から今期8億円と大幅な増益を見込む。13日に第1四半期を発表するが、外食が正常化、冷凍食品は関東第2工場の寄与が期待され、好決算に期待。 医療系では14日発表のヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)、8月期決算の第2四半期発表ながら15日のHIOKI(6866)も注目したい。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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