適正水準を探る動き【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均PERは13.4倍

先週の東京株式市場は大幅続落となりました。週足ベースでの2万7000円台は1月第4週以来です。テクニカルチャートは明らかな崩れ足となっており、戻り売りを考えねばならないところですが、現在の日経平均採用銘柄ベースの一株利益は2061円でPERは13.4倍程度です。

コロナ禍の株高は過剰流動性

コロナ禍の株高は過剰流動性相場でした。当時は企業収益は無視し、アフターコロナの急速な改善期待の金融相場でした。今年2月には25倍を超えていた訳ですが、3月決算を通過して企業業績の回復により適正水準に戻っているのです。

決算発表一巡し業績相場へ

信用買い残高の積み上がりによる需給悪による日柄調整が続いている訳で高値期日はお盆となりますが、その頃には第1四半期の決算発表が一巡し業績相場へと移っているのではないか、そう考えるとここは絶好の仕込み場となりましょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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