パインケミカル世界トップG目指す|ハリマ化成グループ【取材メモ】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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サステナビリティーで成長

ハリマ化成グループ(4410)は新中期計画で「パインケミカル世界トップグループを目指す」(会社側)構えで、サステナビリティーへの本格的な対応をテーマに成長戦略を進める。長期視点に立って取り組みを強化するため、計画期間を3年から5年に延長した。
再生可能原料はパインケミカル製品、有害性物質・VOC低減で塗料用樹脂や水系樹脂、無溶剤樹脂、リサイクル促進では紙力増強剤、脱プラスチックはバリアコート剤など「自然の恵み製品」と位置付け環境負荷低減に貢献する製品の取り扱を強化、これらエコロジー製品の販売を3割拡大する方針で、最終年度の26年度に連結売上高1100億円(前年度実績比44.6%増)、営業利益70億円(同2.2倍)、ROE10%(前年度実績4.9%)を目指す。
「自然由来の松やにを主体にした当社製品への引合いは旺盛」(会社側)で、コロナ禍により落ち込んだ需要は回復、サプライチェーンも正常化してくる。新機能を付与するゴム用添加剤開発や半導体、5G、IoTなど成長分野へのアプローチ、DXによる生産性向上と開発スピードアップに加え、M&Aなども視野に入れている。
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