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電子材料適地生産で収益力アップ
ハリマ化成グループ(4410)の25年3月期第1四半期は連結営業利益4億8100万円(前年同期3億7200万円の赤字)と黒字を確保。粘接着剤用樹脂は北米を中心に需要が戻り、製紙用薬品や電子材料は堅調に推移しており、通期計画の21億円(前期2億1100万円の赤字)達成に向け順調なスタートを切った。
粘接着剤用樹脂は世界的な需給バランスの崩れにより弱小業者の淘汰が進むなど、厳しい状況が続いていたが、ユーザーの在庫調整が一巡、需要に底が入った。本格的な回復は先ながら、包装物のラベリング向けが中期的に伸びる見通しで、原料一環の競争力を武器にシェアを拡大する構え。製紙用薬品は中国で消費量が増え国内も底堅く推移、米国では紙力増強剤の普及が始まり「サイズ剤の拡販にもメドが立った」(会社側)としており、2ケタ超の伸びになる見込み。電子材料は自動車向けを中心に半導体関連需要も取り込み、需要地域に対応した生産体制で能力も増強、収益力もアップしている。さらに、エコロジー素材への代替ニーズに対応して、ウレタン原料などへの用途開発を進めていく。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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