米国が北朝鮮に先制攻撃をかけるのではないか、などの憶測で米国株式が続落になった影響を受けて日経平均は寄り付きから安く始まりました。しかし、前日の動きとは違って全体的に抵抗力の強さがみられるようになり、日経平均はじりじりと戻す動きに転じはじめました。前日に上げ幅を縮小した電機、化学、非鉄、機械なども抵抗力を強めていました。また、前日に急伸したゼネコン、金融系などの内需系は戻り待ちの売りで反落しましたが、引けにかけては下げ幅を縮小するなど先高期待を示していました。このように全体は先週まで抵抗なき下げとガラリと変わった動きをみせるようになり、北朝鮮情勢をにらみながら戻す可能性が高まってきました。
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