アドテック・プラズマ・テクノロジーに注目【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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好決算に素直に反応

28日の東京株式市場は反発しました。祝日前ということや米国のイベント前ということもあり商いは閑散な一日でした。ただ、前日までとは打って変わって好決算に素直に反応した一日です。取引時間中に好決算を発表したデンソー、アイシンなどトヨタ系が上値追い。前日好決算を発表したファナックやアドバンテストも安寄り後に上昇しました。

決算銘柄以外動きは見られず

もっとも指数寄与度上位の値嵩株により指数が押し上げられた印象は拭えず、東証一部全体では値下がり銘柄のほうが多かったことから、GW前に利食い、換金売りされた銘柄が多く、決算銘柄以外は大きな動きは見られませんでした。FOMCやバイデン演説に注目となりますので、まずは結果を見守りましょう。

東海東京が目標株価3000円

個別ではアドテック・プラズマ・テクノロジー<6668>に注目してみたいと思います。同社はASM、アプライド、オプトラン、サムコなどに半導体ウェハやガラス基板の表面にエッチング加工などを行う際、プラズマを発生・制御する高周波電源装置を製造、販売しています。4月27日付けで東海東京証券が新規カバレッジを開始し、目標株価3000円に設定しました。

昨年1月高値狙える

今年1月に1738円高値以降は調整局面入りし3月初旬に1229円でボトム打ち。東海東京証券の新規カバレッジにより1月高値を抜けてきました。チャートは典型的なカップウィズハンドル形成から上放れました。昨年1月高値の2030円近辺を狙えるのではないかと思われます。

日々勇太朗

 

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