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ボラティリティの高い一週間
先週の東京株式市場は続伸しましたが、ボラティリティの高い一週間でした。注目のFOMCでは22年の利上げ回数が3回に引き上げられましたが、市場は織り込み済みという反応。しかし、英中銀が予想外の利上げを発表し改めてインフレを意識することになりました。日銀はコロナ対応策の見直しを決定。来年3月末までにCPと社債の買入増額を終了するとしました。
しばらく戻り売り
米金融大手BofAが実施した12月のファンドマネジャー調査によれば、投資配分のうち現金の占める比率が2020年5月以来の高い水準となり、一方で株式への配分は20年10月以来の水準に縮小。現金比率の上昇は押し目買いの待機資金と見ることもできますが、タカ派的な中銀が増える中、リスクシナリオに沿って持ち高調整が本格化する可能性もあります。しばらく戻り売りでしょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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