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自律反発の域は出ず
昨日の東京株式市場は反発しました。前場は日経平均の上下幅500円と戻り売りと押し目買いが交錯しましたが、後場に入ると戻り売り圧力も弱まり徐々に上げ基調となりました。ただし、前日の急落に対する自律反発の域は出ず、前日の急落の半分程度を取り戻したに過ぎません。
ボックス内での動き続く
昨日は昨年9月高値以降の三角持ち合い想定が破綻したことをお伝えしました。ということは高値・安値切り下げの右肩下がりの相場展開が考えられますが、昨年の年間安値である8月の2万6954円は守っています。昨日は一時2万7217円安値まであり、昨年10月安値は割り込みましたが、そこから2万7882円まで戻したことで、昨年の2万7000円~3万700円のボックス内での動きが続いています。
2万8000円台が戻りの急所
ただし、昨年9月高値、11月高値、本年1月高値と順次上値を切り下げており、戻り売りには変わりなく、どこまでリバウンドできるのかが当面の焦点です。1月5日高値から昨日の安値まで2171円幅急落しました。この下げ幅の38.2%戻しが2万8046円、半値戻しが2万8302円です。2万8000円台に乗せることが出来るなら、そこが戻りの急所ではないかと考えます。
次の日柄変化日は2月3日
日柄変化日として1月14日~17日をお伝えしておりましたが、相場は変化日通過後の18日から急変急落致しました。次の日柄変化日は2月3日となります。ここへ向けてリバウンドが継続するのか、逆にそこへ向けて下落して底入れとなるのか注目です。
日々勇太朗
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