小型材料株物色【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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2万8000円前後では売り圧力

昨日の東京株式市場は上値の重さを感じる一日でした。NY市場の続伸を受けて寄り付きは高く始まりましたが、寄り天で上げ幅を縮小したところを見ると2万8000円前後では売り圧力が強いことが分かります。200日線が2万8370円近辺に位置しており、上に行くには200日線を抜けねばなりません。
材料難により上値追いする環境ではないために鬼門として立ちはだかる形となっています。

マザーズ騰勢に拍車掛かるかも

ただ、下を売る動きも見られません。今週から市場が再編されたため、様子見姿勢が強まっているということでしょう。規模別株価指数を見ると、大型株指数と中型株指数が安い一方で小型株指数は3日続伸。それを反映するようにマザーズ指数は6連騰となっており、小型材料株の個別物色が旺盛となっています。マザーズ指数は一目均衡表の雲上限に接近してきました。850ポイント近辺抜けから騰勢に拍車が掛かるかもしれません。

ユーグレナ、エムスリーが上値追う

個別では先月25日にご紹介したユーグレナ<2931>が200日線を突破してきました。出来高も急増しており、まずは週足の一目均衡表・雲下限となる920円近辺まで頑張りたいところ。エムスリー<2413>も続伸して当欄掲載から2割高となってきました。日足の一目均衡表の雲(4925円)を抜けるのかどうか。

押し目は仕込みたいWACUL

新しいところではWACUL<4173>に注目してみたいと思います。昨日は出来高を伴って一時26週線を抜け出す場面がありました。日足の一目均衡表の雲を突破してきました。遅行スパンが雲下限にタッチしたところであり、上下にブレると思いますが、押し目は仕込んでおきたいところです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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