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NY主要3指数急落も続伸
昨日の東京株式市場は日経平均が続伸となりました。5日のNY市場は主要3指数が急落。11月のISM非製造業景況指数が市場予想を上回りました。そのため長期金利が上昇したことで株式市場は嫌気売りされました。
非製造業堅調は利食いの口実
先週末の11月雇用統計では非農業部門の雇用増が市場予想を上回りましたが、中身を見るとサービス産業が8万人超増加していたことから、ISM非製造業が堅調であっても不思議ではなかった訳ですが、来週のFOMCでの利上げ幅減速予測で株価が買われていたため利食いの口実になった感じです。
個別銘柄に売られ過ぎ感
しかし、東京市場は寄り付きこそ売られましたが、その後は押し目買いが入りました。それは個別銘柄に売られ過ぎ感があるからではないかと思います。このところ東京市場は値下がり銘柄数が値上がりを圧倒しています。
値上がり銘柄は急減
日経平均が2万8502円高値を付けた11月24日の値上がり銘柄は1534を数えていました。しかし、ここから急減していき12月1日の2万8423円戻り高値の日は620しかありませんでした。2日は167銘柄、5日は616銘柄と値下がり銘柄の半分以下。昨日も日経平均は小反発しましたが、値上がり銘柄数は723です。
安いところは静かに買い
25日騰落レシオは5日段階で102.8%まで低下していましたが、短期6日騰落レシオはなんと37.6%でした。短期騰落レシオからは売られ過ぎ段階に入ってきており、ここより安いところは静かに買いではないでしょうか。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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