バリュエーション調整の可能性【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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長期債利回り急上昇で下落

先週の東京株式市場は大幅反落となりました。FOMC後のパウエルFRB議長の会見で中立金利上昇の可能性に言及したことで、長期債利回りが急上昇。S&P500は8月18日安値を割り込んで7月27日高値から二段下げとなりました。

来年利下げ遠のき投げ売り

21日の米債券市場では短期の2年、3年債が買われる一方で、5年<7年<10年<30年と年限が長いものほど売られました。10年債利回りは4.5%に接近し、2007年以来の水準です。短期が買われ長期が売られるということは、市場が期待してきた来年の利下げは遠のき、投げ売りが出始めたということでしょう。

米債市場落ち着くまで現金比率高めに

そうなると株式市場においては金利上昇が原因でPERが低下するバリュエーション調整が起こる可能性があります。米債券市場が落ち着くまでは現金比率を高めに保つ必要がありそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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