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3日続伸で史上最高値
本日の東京株式市場は3日続伸で日経平均は史上最高値を更新しました。注目のFOMCは予想通り5会合連続で政策据え置きを決定したほか、金融当局者が依然年内3回の利下げを予想していることなどが株価支援要因となり、主要株式指数は過去最高値を更新しました。この流れを受けた今朝の東京市場では買いが先行しました。
年始からの急騰相場は半導体関連が牽引
年始からの急騰相場では、半導体関連銘柄が相場を牽引しました。1~2月相場では半導体銘柄を買わないと儲からない相場展開で、それ以外の業種を売買していた投資家は、指数の急騰を横目に地団駄を踏む展開でした。
循環物色による上昇傾向に傾く
3月7日に日経平均が4万472円で一旦天井打ちとなり、12日には3万8271円まで下落。25日線が下値抵抗機能を発揮し、今週月曜日には1032円高と突飛高しましたが、今週に入ってからの上昇では、半導体銘柄だけでなく、他業種でも上昇となってきており、循環物色による上昇傾向に傾きだしたことは非常に好感されるところです。
押し目買い目線で見ていく
今週3日間で日経平均は2000円程度の急騰となっていることから、このまま上げ続けることはないと思われますが、今後は押し目買い目線で見ていくところでしょう。
積水化学は国策銘柄
個別では、ようやくボックス相場を上放れしそうな積水化学工業<4204>に注目します。国策で軽くて曲がる次世代型太陽電池「ペロブスカイト」の事業化へ向け、社長直結のプロジェクトチームを発足し、2025年に事業化を目指しています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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