米利下げ後ずれ観測広がる【転ばぬ先のテクニカル】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米消費者物価予想上回り年内利下げなし予想も

本日の東京株式市場はマチマチの展開でした。注目の米3月消費者物価指数は総合が+3.5%、コアは+3.8%と市場予想の0.1%ずつ上回りました。1~2月は予想より強くても季節要因とされて市場は気にしませんでしたが、3月も強いと季節要因とは片付けられず、金利先物市場では6月利下げや7月利下げ予想が低下し、9月利下げが有力視され、年内利下げなし予想も確率が12%に上昇しました。

10年債利回り株式益利回りより高くなる

そのため米長期金利が上昇し、10年債利回りは4.544%に上昇し、株式益利回りより高くなりました。また、ドル円相場は一時153円台まで円安が進行し、1990年6月以来の水準となりました。米国株式市場ではNYダウが3日続落で75日線を割り込みました。S&P500とナスダックは反落し25日線割れとなっています。

米国市場の影響で続落スタート

米国市場の影響により今朝の東京市場は続落スタート。円安進行により輸送用機器が、金利上昇により銀行株が買われています。また、相次ぐ半導体設備投資やデータセンター投資により電力株も買われています。一方、半導体SOX指数が1.66%下落したことで電気、精密などは売られています。

4月5日安値3万8774円維持できるか

日経平均は一時3万9065円安値まであり、その後、押し目買いにより下げ幅を縮めました。ここでの焦点は4月5日安値の3万8774円を割るのか割らずに推移できるのかです。重要な節目であり、割り込むと下げが加速するでしょう。逆に維持できれば、日柄調整を経て再度4万円台回復を目指すものと思われます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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