転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は大幅続落となりました。切っ掛けはトランプ大統領のイスラエルの首都はエルサレム発言ですが、そこに日銀の政井審議委員の講演会発言が加わりました。

政井氏は「日本銀行の量的・質的金融緩和は導入後5年近く経ちますので、その効果と副作用について細かく見ていく必要があります」と発言。11月末にも日銀が12月の国債買入オペの運営計画を発表した中で、短期国債の残高目標の減額を発表しましたが、日銀の方針転換の可能性をマーケットは気にしだしているのかもしれません。
日経平均は25日移動平均線を明確に割り込んできました。これは9月8日に底打ち後初めてのことです。一目均衡表では転換線と基準線がデッドクロスしてきており、遅行スパンが日々線に接近してきました。日柄をみると本年6月高値~57日~9月安値~57日~12月高値といった具合に対等日柄で変化してきており、二番天井であったことが確認されました。
また、昨日12月6日は本年4月安値から159日目でしたが、昨年7月安値から今年3月高値までの上昇日数159日に見合う変化日でもありました。その日に下げが加速したことで、ボトム確認よりも値幅調整継続という見方が勝りましょう。今後は11月16日の2万1972円を割り込む二段下げからが買い場探しとなりましょう。
下値の目処は9月安値から11月高値までの上げ幅の38.2%押しで2万1799円、半値押しとして2万1310円がターゲットでしょう。
日々勇太朗

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