転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

NY上放れて寄り付いた後は利食い優勢

一昨日のNY市場は天井打ちではないかというシグナルが出ました。ダウ平均は先週末比184ドル高と上放れて寄り付き、30分後には2万6086ドルまで値上りしました。しかし、その後は利食い優勢の動きとなり、2万5702ドルまで高値から383ドル下げ、終値は10ドル安の2万5792ドルでした。

差し込み線や包み足と大出来高

日足は陽線に陰線が差し込みました。天井打ちシグナルはダウ構成30銘柄の出来高です。12日の出来高は3億7639万株ですが、16日のそれは6億652万株と1.6倍に拡大しています。また、S&P500の日足は前日の陽線を陰線で包む陰線包み足を示現。出来高は21億2941万株から26億25万株へと1.2倍に拡大しています。最高値圏での差し込み線や包み足という転換シグナルにプラス大出来高というシグナルからNY株式市場のピークアウトを示唆しているのではないかと思われます。

東京市場も天井暗示

一方、昨日の東京株式市場はNY安と円高進行の影響で寄り付きはシカゴCMEの日経平均先物に鞘寄せし、日足は前日の陽線に陽線が孕みました。酒田五法では、相場が急伸した後、大陽線の翌日に安値で寄り付き、一応陽線を描いて引けるが前日の高値を抜けない場合、相場が息切れして、更なる上昇力に乏しい証拠でとして、そろそろ天井暗示であるとしています。買玉は一旦手仕舞い、更に翌日、カブセや寄せ線が出るようであれば、売り建てに転ずとあります。

ボリューム伴った大陽線必要

ここにきて売買代金3兆円割れが続いており、注意が必要となってきました。チャートポイントは12日安値の2万3588円です。ここを割り込みだした場合はまずは25日線の走る2万3000円前半を試すことになりましょう。それを否定するためにはボリュームを伴った大陽線が必要です。
日々勇太朗




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