転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

今年2度目の売買代金の2兆円割れ

 閑散に売りなし、とは申しますが、昨日の東京市場の売買代金は1兆8136億円。売買代金の2兆円割れは4月2日以来で今年2度目です。昨日は米国市場が休場ということで、海外投資家不在の中で予想されたこととは言え、休日中に米朝首脳会談が行われる可能性が浮上した割りには特に目立った反応はありませんでした。日経平均こそ寄り付き直後は買われましたが、TOPIXは終日ほぼ水面下での取引。個別を見渡しても値下がり銘柄優勢と先週金曜日と同様の展開でした。

日経平均はミニ・ドッドクロス

 日経平均の5日線と25日線のミニ・ドッドクロスが本日にも起こります。前回3月19日のミニ・デッドクロス時は2万1659円から2万0347円の年初来安値まで下落。その前の1月30日のケースでは2万3581円から厳しい急落に見舞われました。また、本日は日経平均の雲の捻れが発生します。TOPIXの捻れは今週水曜日です。

調整局面入り

 決算発表が終了し、当面新たなファンダメンタルズ面での材料が見当たらない中、当面は米朝会談の行方を見守る展開が予測されますが、テクニカルチャートが急速に悪化しており、日柄変化日での転換が起こるのかどうか?閑散に売りなしとは申しますが、先週の2万3000円上昇時に売買代金が減少傾向を辿り、その間、モメンタムは下落に転じるという逆行現象が起こったことで、相場は下向きに転じつつあるという印象が強く、調整局面入りと考えるべき局面です。

日々勇太朗

相場見通し

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