ショートカバー【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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大幅続伸し三空目埋める

昨日の日経平均は円安進行もあり、大幅続伸となりました。前日の上昇でも東証空売り比率が49.9%と高水準であったことから、NY高もあり買い戻しが入ったものと思われます。日経平均が高値引けであったことからも、ショートカバーが中心であったことが伺えます。10月2日高値からは日足で三空形成となっていましたが、昨日の上昇で10月24日~25日に残していた三空目を埋めました。

どこで戻り売り出るか

引け後に発表された10月26日時点の裁定取引の買い残高は、前週比3134億円減少し1兆614億円と一気に減少しました。やはりといった感じです。ここまで減少すれば解消売りを心配する必要は少なくなりました。ただ、信用評価損益率は26日時点で16.07%と前週の10.17%から拡大。ここよりはどこで戻り売りが出てくるのかを注意深く見ていく必要があります。

上値の節目

上値の節目はまずは200日線の走る2万2433円、26週線の2万2636円、13週線と75日線の走る2万2730円、そして25日線の2万2845円となります。斜行底値形成であれば、早期に起点の値である2万2800円~2万2900円へと戻るはずですが、上記の平均線の位置などを確認し、利食い、戻り売りの位置を考えねばなりません。

日々勇太朗




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