トルコ不安が伝播【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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トルコ株と債券売り

昨日の東京株式市場は続落となりました。週明けから資金供給を極端に減額してきたトルコ中銀。通貨下落を仕掛けた一部のヘッジファンドを叩くため、空売りコストを高めるために資金供給を減額させ、調達金利を持ち上げる方策に出ました。先週まで22%だったトルコリラのオフショアスワップ金利は1300%に上昇。そのため損失を避けるために、ヘッジファンドはトルコの株と債券を売り始めました。27日のトルコの株価指数は下落率は5.67%に達しました。

2万0911円割れで下落完了

米国市場では特に材料視された報道は見つかりませんでしたが、マーケットの不安がすぐに伝播する東京市場。日経平均は2万0974円安値までありました。3月4日高値からは上値、下値を切り下げており、戻り売り相場となっています。2万1860円~2万0938円~2万1713円~2万0911円~21460円と推移しており、2万0911円を割り込んで短期5波動の下落完了となります。

リバウンドも限定的

下値は概ね2万0400円前後ではないかと思いますが、25日移動平均線が下向きに転じてきており、その後のリバウンドも限定的ではないかと思われます。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

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