転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

不安の種世界に広まる

 週明け13日の東京株式市場は反落となりました。香港での市民デモがブラックスワンとなる可能性が高まってきたことや、アルゼンチンの大統領予備選で中道右派の現職大統領が劣勢となり、南米株式が急落したことなど不安の種が世界に広まってきました。

安全資産の債券へ資金逃避

 米中貿易戦争ばかりに目が向きがちですが、インド、トルコ、サウジアラビアなど不安定な地政学的リスクの高まりは各国で散見されるようになってきており、リスク資産から安全資産とされる債券へと資金が逃避する動きが顕著になってきました。

米10年債価格が急騰

 13日の米10年債利回りは1.647%まで低下し、昨年10月の3.244%からほぼ1/2になっています。利回り低下=債券価格高であり、チャートを見ると仕手株のように急騰となっています。この現象は先々のバブルの温床となる可能性がありますが……。

基本は押し目買い

 日経平均は下放れてしまいましたが、日足ローソク足はほぼ十字足形成。今日にも20日移動平均線と60日移動平均線がデッドクロスしてくることになります。戦地拡大により厳しい局面を迎えてきておりますが、基本この時間帯は押し目買いと考えます。第一四半期決算好調企業でチャートが右肩上がりを維持している銘柄が狙い目でしょう。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

Pocket