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投資家はリスク回避指向
昨日の東京株式市場は手掛かり材料難で小動き推移となりました。日経平均、TOPIXともに小高く推移している時間でも値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を圧倒しており、全般に重苦しい雰囲気となっていました。そんな雰囲気を象徴しているのが日経ジャスダック平均です。このところ続落続きとなっており、6月安値に接近してきました。逆に東証REIT指数は年初来高値近辺を維持しており、投資家のリスク回避指向が伺えるというものです。
9月1週目が流れ作る
今週で苦難の8月相場が終わります。米国市場では9月2日のレイバーデーが明けると夏休みから機関投資家が市場に戻ってくると言われます。また、米国の諺に「5月に株を売れ。しかし9月に株を買うことを忘れるな」というものがあります。そしてアノマリーには9月1週目が9月相場の流れを作り、9月相場そのものを10月相場も引き継ぐという傾向があります。そういう意味では来週相場は大きなヒントになるかもしれません。
日々勇太朗
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