先端電子材料開発に注力|ハリマ化成グループ【取材メモ】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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電子材料事業は55%増収

ハリマ化成グループ<4410>の22年3月期第2四半期は計画を上回り連結営業利益5.5倍で着地、通期予想を上方修正した。コロナ禍で落ち込んだ需要が国内外で持ち直し、業績は予想を上回るペースで回復しているが、一方で新しい収益分野へのアプローチも着々と進んでる。
 主力の製紙用薬品と樹脂化成品、粘接着剤用樹脂と印刷インキ用樹脂の海外事業ローターに加え、半導体用機能性樹脂と自動車向けろう付け材料やはんだ付け材料の電子材料も扱う。まだ事業規模は小さいものの、成長性が大きく収益性も高いことから、ロジン構造設計など独自技術を生かした先端分野への開発に力を入れている。2Qも半導体用機能性樹脂が好調を維持、自動車熱交換器用ろう付け材の需要回復により、電子材料事業は55%増収と全事業のなかで最も高い伸び示し、営業黒字に浮上した。
 さらに、自動車向けソルダーペーストは冷熱サイクル(125℃~マイナス40℃)の厳しい環境でも高い耐久性を発揮する高機能製品を開発、すでに採用が決まっており、順次納入を拡大する計画で、下期以降業績に貢献する。
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