円相場が112円の壁を破って111円台に突入したことで寄り付きから自動車やはじめ輸出系銘柄が下落したほか、鉄鋼、化学などの素材や資源、内需系に至るまで下落をして始まりました。円高進んだタイミングも悪かったために寄り付きから130円程度の下落になってしまいました。今週は先物オプションの清算日が10日控えており、最も解消売りが出やすいのが火曜日、水曜日です。そんなときに円高が一段と進んだのですから内需系まで下落してしまったわけです。8日はオプションの解消売り圧力の最後の影響が懸念されますが、逆に言うとここを乗り切れば戻す可能性が強まることになりますので正念場となりそうです。
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