大方の予想よりも業績は悪くない
1月第4週の東京市場を見る限り予想外に底堅い印象を受けています。23日や24日の動きを見ていると売り一巡の後は戻す動きに転じ、一時はプラスにまで戻す場面がありました。筆者はもともと今回の下落はそれほど大きくないとみて、下値は日経平均で2万300円程度とみていました。それは外的な懸念材料が昨年末よりも好転に向かっているために下落幅は小さいとみていたのです。それにしても2万500円割れでもおかしくなかったのですが、それも一時的で収まったことは月末に向けて整理基調が続いても筆者が予想するところまで整理が進まないと考える必要がでてきたといえるでしょう。恐らく、昨年に大量売りを実行した外国人が日本経済の安定度に注目して買戻しの動きが出始めたことが背景にあるのではないか、と思われます。月末に3月決算の第3四半期の企業業績が発表されます。大方の予想よりも業績は悪くない見通しにあります。それを見込んで外国人が買い始めたのではないか、とみられます。
内需系の中から拾う作戦が有効
日経平均は内需が売られると外需買い、外需が売られると内需買いというように全面安にならない状況が続いていますので、筆者が予想した下値のメド2万300円に至らずに月末まで推移し月替わりから戻りの動きが更に強まっていくものと思われます。したがって、買われて上げている外需系は避けて、反落している内需系の中から拾う作戦が有効ではないかと思われます。外需系はスズキ(7269)などを勧めています。24日には戻り高値を更新したとたんに戻り待ちの売りが大量にでて大きく反落して始まりました。しかし、一気に戻して逆にプラスで引けたことはこの銘柄の強さを示したことになります。同様にホンダ(76267)もしっかりしていました。
新たに注目
内需ではゼネコンを引き続き注目です。東京建物(8804)も引き続き要注目です。証券株ではSBIホールディングス(8473)なども新たに注目できそうです。
アンジェス(4563)は高値もみ合いのゾーンを抜けてきました。思い切って追加買いすることをお勧めします。
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