高野恭壽の相場指南~主力系の反発で19500円回復か?

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

21日の東京市場は、前場に調整売りが続いていたところに紙・パルプ、石油、小売り、百貨店、商社、金融、不動産の堅調さで日経平均を押し上げていました。その後、自動車、半導体製造装置、化学が反発し日経平均は19400円台に迫るところまで戻しました。前日まで低迷相場の中で内需系の食品、医薬品の健闘していたのですが、完全に主導権を奪われた格好です。しかし、化学にしろ、百貨店にしろ、値が伸びきった展開になっており、更に一段高を期待して買い進むには無理があるように思います。これに比べれば調整をしていた半導体、自動車などの反発場面を短期狙いで仕掛ける方が成果を得られる可能性が高いといえるでしょう。米国の税制改革発表まで時間があるうえ、円安局面でもあることから買われたといえるでしょう。これら主力系の堅調さが維持されれば、難関だった19500円台の突破も十分考えられるといえます。

 

高野恭壽

http://www.kabu-takano.com/

 

 

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