週明けの日経平均ですが、大きく下落した原因が米国の減税案が来年に先送りされる懸念から円高が進んだためでした。しかし、先週末の米国の株式も下落幅が限定的だったことや円相場が円高に歯止めがかかっていましたので、続落場面になってもそれほど大きく下げず、恐らく、下値は22400円前後と思われます。外国人の一斉買いで9-10月と日経平均は押し上げられたのですが、国内勢は個人、機関投資家ともに売り越しており、買いを見送っていました。その間、押し目のチャンスを窺って資金を待機させていたのですが、この押しによって買い姿勢を高めるきっかけになります。したがって、大きな押しがないということになるのです。
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