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機関投資家があまり持っていない銘柄が上値を追う【高野恭壽の相場指南】
前日に続き、米国株安をみて更なる下落に対する警戒感が強まり、寄り付きから200円程度の下げから始まりました。しかし、売り一巡後は更なる売りもあまりでなかったため、200円余りの下げでもみ合う動きになりました。主に国内勢の決算対策による益出しの売りとみられています。米国国債の金利上昇で債券価格の低下による損失がでており、それを埋める形になっています。日経平均が下がったとはいえ、金融機関などは十分に利益確定できる水準になっていますので、主力系中心とした売りがでていることになります。下旬までこうした売りが続くとみられ、相場が反発場面になっても主力系の上値は限られることになりそうです。そうした中でこれまでこうした機関投資家があまり持っていない銘柄が上値を追う格好になっていました。
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