目次
日銀ネガティブサプライズで調整局面
先週の東京株式市場は続落しました。日銀がイールドカーブコントロールの許容変動幅を拡大したことで円高、株安、債券安が進みました。現状維持が市場予想だったことからネガティブサプライズとなりました。先週の下落により日経平均の200日移動平均線が右肩下がりに転換してしまいました。一目均衡表でも日足、週足共に雲の下限を割り込み、月足では転換線、基準線を下回ったことで調整局面に移行しました。
当面は一貫戻り売り
今後は2万5500円近辺を守れるのかどうかが焦点です。2012年6月安値を起点とし2016年6月安値や2018年12月安値を下値ポイントとした右肩上がりのトレンドラインが2万5500円近辺に走っており、長期上昇トレンドの一時的な調整下値ポイントとして機能するのかどうかということになりそうです。当面は一貫戻り売りでしょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント