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現金比率をある程度維持【高野恭壽の相場指南】
日経平均は反発しました。米国株式の連騰、中国株式の反発などをみて155円高と22600円台を回復する引けとなりました。前日に大きく下落した銘柄が下げ止まったほか、好決算銘柄がソフトバンク、日本製鋼所などが大きく買われたほか、石油、情報・通信、金融、鉄鋼などが買われたほか、低迷が続いていた不動産株がようやく反発をみせていました。総じて前日まで低迷していた銘柄も反発をみせるなど低迷ムードが強かった相場に少し明るさが戻ってきました。
日経平均は5月初め以来22500円中心に最高値、最安値を除くと22300-22800円でのもみあいが続いています。このゾーンから抜けきれない間は本格的な戻りとは言えません。本日、戻したといってもその範疇に止まっていますので、投資家諸氏にとってはなかなか喜べる水準ではないことには変わりがありません。米中の貿易戦争が続いている間はこのボックスから抜けるのは難しいと思われますので、投資戦略としては現金比率をある程度維持しながら売り買いせざるを得ません。
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