株式市場新聞WEB版2023年5月29日号

2023/5/29月曜日

債務上限合意で更に上値

5月第4週の東京市場は経済産業省が対中国を意識した半導体分野の輸出規制を公布したことを受けて23日の後場から急落する場面があったが、その後はエヌビディアが決算発表で市場予想を上回る強気な見通しを発表したことが刺激となり、ナスダック指数の大幅高とともにアドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)など半導体製造装置の主力株が急騰し、26日には続伸で日経平均は3万916円31銭で引けている。

 半導体分野の輸出規制は4月の時点で告知されていた内容だが、22日までで日経平均は8日続伸となり、短期間で3万1000円まで駆け上がってきたことから、海外の投機筋には今回の公布は格好の売り仕掛け材料となったようだ。この公布で半導体製造装置関連企業の業績が急激に悪化する内容ではないことから、エヌビディアでのAI需要増が確認されれば、それによる世界的な半導体需要増を期待して強烈な買い戻しが入った。

日経平均は5月23日午前に3万1352円まで上昇する場面があった。テクニカル分析では1989年12月の過去最高値(3万8915円)から2009年3月のバブル後最安値(7054円)までの下げ幅に対する76.4%戻し(3万1396円)の水準だ。フィボナッチ比率を応用したテクニカル分析「フィボナッチ・リトレースメント」を使うと、株価の高値(安値)から安値(高値)の下げ(上げ)に対する戻り(押し目)の水準を推測できる。「黄金比」と呼ばれる61.8%のほか、38.2%や50%、76.4%が節目となる。

前回の記事では、フィリピン株の4つの魅力についてお伝えいたしました。
魅力①上場社数が少ない、わずか270社
魅力②取得コストの低さ。財閥株が2000円
魅力③右肩上がりのマーケット
魅力④配当10%を超えるような財閥株
その一方で、具体的には、どのような企業が存在するのか?
フィリピンの会社のことは、ほとんどわからないという声もいただきました。そのため、今回は、フィリピン株の代表的な銘柄を一部、ご紹介させていただきます。

前週の東京市場は7週続伸しました。日経平均は前週末比107円高です。週明け22日に大幅高で約33年ぶりに3万1000円大台に乗せた後、翌は23日は後場急変して9日ぶりに反落、24日は大幅安になったことで週初までの急ピッチの上昇に対するスピード調整局面入りが意識されました。ただ、25日はエヌビディアの好決算を受けて、アドバンテストをはじめ半導体関連が急騰、225最強値がさ株への買いが指数を押し上げ3日ぶりに反発、週末26日も半導体関連銘柄が相場をけん引し、高値圏に持ち直して取引を終えています。

前週の東京市場は7週続伸しました。日経平均は前週末比107円高です。週明け22日に大幅高で約33年ぶりに3万1000円大台に乗せた後、翌は23日は後場急変して9日ぶりに反落、24日は大幅安になったことで週初までの急ピッチの上昇に対するスピード調整局面入りが意識されました。ただ、25日はエヌビディアの好決算を受けて、アドバンテストをはじめ半導体関連が急騰、225最強値がさ株への買いが指数を押し上げ3日ぶりに反発、週末26日も半導体関連銘柄が相場をけん引し、高値圏に持ち直して取引を終えています。

チャートから読む騰落銘柄

ispace

日本ケミコン

民間月面探査プログラム「HAKUTO‐R」ミッション1のランダー(月着陸船)計画断念で値を崩していたが、3連騰で急速に出直る。急落前の2000円台を回復すれば4月19日の上場来高値2373円トライも。

Avnet社からの電解コンデンサ米国反トラスト法違反等での支払い判決でストップ安で値崩す。2020年10月16日の安値1282円を割れれば同年4月10日の957円が視野に入りそう。

 動意銘柄

アニコムHD
が大幅新値

アニコム ホールディングスが大幅高で年初来高値を更新した。25日取引終了後、株主還元方針を変更して24年度に向けて配当性向20%水準を目指し、未定としていた24年3月期配当金5円50銭(前期4円)へ増配すると発表したことが好感された。アニコム損害保険単体の24年度「ソルベンシー・マージン比率」が目標値の300%~320%を大きく上回っており、適正資本水準を超える部分を親会社へ配当などを行い、自己株式取得により株主還元に充てることが妥当を判断したとしている。

monoAI
がS高

monoAI technologyがストップ高買い気配。同社はこの日、Epic Gamesが配信しているオンラインゲーム「フォートナイト」に特化した法人向けのメタバース空間制作サービスを開始すると発表したことを受け、早期収益貢献を期待した買いを集めた。フォートナイトならではのゲーミフィケーションを組み合わせることにより、高いロイヤリティが見込めるとしている。

ヤマシナ
が急伸

ヤマシナが25日に急騰、年初来高値を更新した。同社は24日の取引終了後、ヤマヤエレクトロニクス(東京都足立区)を子会社化すると発表した。ヤマヤエレクトロニクスは、独立系の半導体商社であり、世界各国の主要都市に有している多くの協力会社と連携し、半導体・電子部品各種製品を、国内企業へ供給しており、大手企業との取引を強化することで、飛躍的に業績を拡大させている。

燦キャピ
が急伸

燦キャピタルマネージメントが急伸。同社は25日の取引終了後、経営コンサルティング及び事業再構築コンサルティング等の事業を行っている桂経営ソリューションズ(大阪市中央区)との業務提携を発表した。、桂経営が抱える2000社を超える顧客および桂経営主催のセミナーに集う企業から有望な投資先を発掘して投資を行い、投資先に対して、桂経営が売上拡大・収益拡大のノウハウを提供して、投資先の企業価値を向上させることで、より高い投資効果を得ることを目指す。

ユーグレナ
が急伸

ユーグレナが急伸。日本経済新聞電子版が「経済産業省は2030年から、日本の空港で国際線に給油する燃料の1割を再生航空燃料にすることを石油元売りに義務付ける」と報じたことで、研究開発を進めるユーグレナを活用したバイオ燃料への期待が高まった。経産省が近く官民協議会に案を示す。23年度中にエネルギー供給構造高度化法(エネ高度化法)の政令改正を目指すとしている。

藤コンポ
が急伸

藤倉コンポジットが急伸。前日に提出された大量保有報告書で旧村上ファンド系の投資会社MI2が17日付で新たに5.25%を取得し、の大株主になったことが判明。保有目的は投資及び状況に応じた経営陣への助言、重要提案などとしており、一段の買い増しや株主提案などの思惑から買いを集めた。MI2は直近で旭ダイヤモンドの大量保有が話題になっていた。

先週の日経平均は前週末比約107円高と7週連続陽線となった。
3月の安値から約4500円強上昇し、33年ぶりの高値も更新していたため調整売りも出やすい状況だったが日経平均は半導体株が上昇を牽引し7週連続高となった。

外国人が4月から本格的に日本株に注目してかれらがなじみのある半導体系などのハイテク企業やインバウンドで潤う企業に積極投資をする動きが一気に膨らんで日経平均を大きく押し上げたのでした。4、5月で外国人投資家は5兆円近い買い越しになったとみられます。短期的な資金の流入とみられていますが、欧米などと比較して利回りや解散価値よりも株価が安い銘柄が非常に多く投資価値は高いと判断されます。

米国の債務上限問題に関係なく、5月22日までの8日続伸後の調整も軽微に留まり強い動きが続いている。この先、債務上限問題を含めた外部の不安材料次第では急落もあるだろうが、強気な評論家が掲げる日経平均4万円台乗せは年内に実現するかも知れない。

編集後記

連邦政府の借入限度額である債務上限問題をめぐり、バイデン政権と野党共和党が27日、原則合意に達したことが米報じられた。ギリギリで合意するというのは事前から予測されていたことだが、合意せずにデフォルトになる可能性はゼロではないだけに肩をなでおろした投資家は多いだろう。それにしてもIMF理事長が指摘するように恒例となったこのイベントをなくすべく自動引き上げするとか何らかの方策を考えてほしい。

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