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21700円台に乗せる可能性が高い【高野恭壽の相場指南】
これまで米国高に対しても反応がなかったのですが、米国国債の金利が上昇したにも関わらず4連騰したことをみて、戻りの強さを確認し日経平均も円高状態を意識せずに反発に転じました。米国株式は8日の急落の寄り付き24902㌦に迫る24893㌦で終えていました。果たして、この関門を突破できるのかどうかが、15日の米国株のポイントです。仮に跳ね返されても24500㌦台で2-3日もみ合いがみられるようであれば、上値を追えるとみています。一発で抜ければ日経平均も週末高となり、21700円台に乗せる可能性が高いといえそうです。
また、円高も前日に説明したように反転のタイミングが近づいているとみられますので、107円台後半に円安が進めば、米国株高と関係なしに買われる可能性があります。こうした期待と不安のまじりあった動きになっていますが、少なくとも米国株式は落ち着きを取り戻し始めていますので、
一気の急落に対する懸念は薄くなったといえるでしょう。
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